おもしろ駅探訪<(東急)蒲田> [鉄道(実物)]
ちょっと珍しい駅を訪ねるシリーズの第2回目は東急「蒲田」で、ここは2路線が発着する、頭端式ホームのターミナル駅です。
この構造の駅は阪急「梅田」が有名ですが、東京の私鉄には中々無いので取り上げました。
東京ではここ以外に、西武「国分寺」も2路線の発着駅ですが、きれいな櫛形構造にはなっていません。
ホーム先端から撮った、1番線に停車中の池上線「五反田」行き7000系(2代目)3連です。
池上線・多摩川線ともワンマン運転のため、ホームに安全柵が設置されていました(降車ホームには無い様です)。
その右手に2番線、降車ホーム、3番線と続きますが、一番右の4番線はカメラに入りませんので、
そこだけ別に、降車ホームの根元側から撮りました。
停まっているのは多摩川線「多摩川」行き7700系3連で、
前身の7000系(初代)共々、地方私鉄で良く見かけますね
多摩川線は元の目蒲線(目黒~蒲田)の一部で、その目蒲線は東急発祥の路線だそうです。
2000年に「目蒲線」が「目黒線」と「多摩川線」に分かれるまで路線網はこんな感じでしたが、
その後、この様に変わりました。
田園調布~日吉間は複々線になっています。
「続きを読む」に過去記事中に出て来ましたちょっと珍しい駅を最近訪問した方から逆順に並べました。
日付は訪問した日ではなく、ブログの日付です。
今回新たに、小田急江ノ島線「藤沢」駅を追加しました。
<小田急江ノ島線「藤沢」駅 2012年4月11日>
平地のスイッチバック駅です。
ホーム有効長は1番線が10両、その他は6両でした。
右端の特急が入線しているのが1番線、中央が2番/3番線、左端の普通列車が居る所が4番線です。
新宿方面からの急行が、東海道本線(右手)をオーバークロスし1番線に進入する所を撮りました。
左端の線が片瀬江ノ島への線、その右手は2本に分岐し、片瀬江ノ島方からの上り線と新宿方面への上り線になります。
(右端は、保線車両用の引込み線)
平地駅をスイッチバックにする場合は何かしらの理由が有る訳ですが、調べますと当時の鉄道省の指導によるものでした。
「藤沢」に進入してそのまま「片瀬江ノ島」へ向かうと、江ノ電と同じ経路になってしまうので別ルートにするためスイッチバックにせざるを得なかったとの事です。
<JR飯田線「豊橋」駅 2012年3月18日>
右手ホーム右側の3番線に名鉄が発着しますが、JRとの間に乗り換え改札口が有りません(精算出札の窓口は有ります)。
飯田線前身の豊川鉄道の時代から、豊橋駅共同使用の歴史が有るためでしょうか?
<JR飯田線「小和田(こわだ)」駅 2012年3月18日>
秘境駅ランキング2位で車が通れる道が無いとの事。 ホームに「三県境界駅」の表示が有りました(左端の柱下部)。
駅の有る場所は静岡県、川向こうが愛知県、そして右手方向がすぐ長野県だそうです。
<JR篠ノ井線「姨捨」駅 2012年3月16日>
最近、数が少なくなった山岳スイッチバック駅で、実際の線路はもっと多いのですが、主な構造はこんな感じでした。
(上が平面図で、下は立体図)
列車交換のためホームに下りて写真を撮る時間が出来ましたが、生憎の雨で視界が効きません
雨に煙る善光寺平と左下が本線で、
ここへ来る途中も天気が良ければ日本三大車窓の善光寺平を堪能出来ます。
(長野方面から乗る場合は、進行方向左側に座ると良いです)
<JR磐越西線「会津若松」駅 2011年9月3日>
平地のスイッチバック駅で、磐越西線の列車が会津若松の先へ行く場合、ここでスイッチバックが必要になります。
「SLばんえつ物語」は、スイッチバックせずここが終点で新潟へ折り返します(釜の方向転換と、付け替えはしますが)。
郡山行き快速「あいづライナー」485系6連もここ始発で、
(列車後方が、ホーム頭端です)
郡山~喜多方の直通列車が、スイッチバックしていました。
<秩父鉄道「小前田(おまえだ)」駅 2011年7月15日>
寄居の2駅手前(羽生寄り)に有りますが、
車内アナウンスは「次は、おまえだ おまえだ です」と言うのでしょうか?
手前が駅舎に続くホームで、下り(三峰口方面)列車が止まる様です。 奥に見えるホームは、上り(羽生方面)用でした。
2本のホームは向かい合わせではなく筋交いに配置され、後で調べましたら「千鳥式ホーム」と言うのだそうです。 この配置のメリットは、タブレット交換が楽との事でした。
<JR指宿枕崎線「枕崎」駅 2011年1月26日>
以前は「日本最南端始発・終着駅」だったのですが、沖縄の那覇にモノレールが出来ましたので、「JR」が追加されたそうです。
因みに「JR日本最南端の駅」は、同線の「西大山」です。
<伊予鉄道「古町(こまち)」駅 2010年12月16日>
鉄道線の高浜線と軌道線の接続駅で、鉄道線/軌道線両方の車庫が有りました。
写っているのは、鉄道線の700系(元京王電鉄5000系)で、
軌道線の方はこの付近、単線の専用軌道です。
手前のホームは軌道線用で、赤い矢印の様に軌道線と鉄道線が平面交差していました。
写真では分かりにくいのですが、右手側に何本も有る鉄道線の線路を、単線の軌道線の線路が斜めに横切る構図です。
他所では中々見られない光景ですが、鉄道線の電圧が600Vで軌道線と同じ、というのが種明かしでした
この構造の駅は阪急「梅田」が有名ですが、東京の私鉄には中々無いので取り上げました。
東京ではここ以外に、西武「国分寺」も2路線の発着駅ですが、きれいな櫛形構造にはなっていません。
ホーム先端から撮った、1番線に停車中の池上線「五反田」行き7000系(2代目)3連です。
池上線・多摩川線ともワンマン運転のため、ホームに安全柵が設置されていました(降車ホームには無い様です)。
その右手に2番線、降車ホーム、3番線と続きますが、一番右の4番線はカメラに入りませんので、
そこだけ別に、降車ホームの根元側から撮りました。
停まっているのは多摩川線「多摩川」行き7700系3連で、
前身の7000系(初代)共々、地方私鉄で良く見かけますね
多摩川線は元の目蒲線(目黒~蒲田)の一部で、その目蒲線は東急発祥の路線だそうです。
2000年に「目蒲線」が「目黒線」と「多摩川線」に分かれるまで路線網はこんな感じでしたが、
その後、この様に変わりました。
田園調布~日吉間は複々線になっています。
「続きを読む」に過去記事中に出て来ましたちょっと珍しい駅を最近訪問した方から逆順に並べました。
日付は訪問した日ではなく、ブログの日付です。
今回新たに、小田急江ノ島線「藤沢」駅を追加しました。
<小田急江ノ島線「藤沢」駅 2012年4月11日>
平地のスイッチバック駅です。
ホーム有効長は1番線が10両、その他は6両でした。
右端の特急が入線しているのが1番線、中央が2番/3番線、左端の普通列車が居る所が4番線です。
新宿方面からの急行が、東海道本線(右手)をオーバークロスし1番線に進入する所を撮りました。
左端の線が片瀬江ノ島への線、その右手は2本に分岐し、片瀬江ノ島方からの上り線と新宿方面への上り線になります。
(右端は、保線車両用の引込み線)
平地駅をスイッチバックにする場合は何かしらの理由が有る訳ですが、調べますと当時の鉄道省の指導によるものでした。
「藤沢」に進入してそのまま「片瀬江ノ島」へ向かうと、江ノ電と同じ経路になってしまうので別ルートにするためスイッチバックにせざるを得なかったとの事です。
<JR飯田線「豊橋」駅 2012年3月18日>
右手ホーム右側の3番線に名鉄が発着しますが、JRとの間に乗り換え改札口が有りません(精算出札の窓口は有ります)。
飯田線前身の豊川鉄道の時代から、豊橋駅共同使用の歴史が有るためでしょうか?
<JR飯田線「小和田(こわだ)」駅 2012年3月18日>
秘境駅ランキング2位で車が通れる道が無いとの事。 ホームに「三県境界駅」の表示が有りました(左端の柱下部)。
駅の有る場所は静岡県、川向こうが愛知県、そして右手方向がすぐ長野県だそうです。
<JR篠ノ井線「姨捨」駅 2012年3月16日>
最近、数が少なくなった山岳スイッチバック駅で、実際の線路はもっと多いのですが、主な構造はこんな感じでした。
(上が平面図で、下は立体図)
列車交換のためホームに下りて写真を撮る時間が出来ましたが、生憎の雨で視界が効きません
雨に煙る善光寺平と左下が本線で、
ここへ来る途中も天気が良ければ日本三大車窓の善光寺平を堪能出来ます。
(長野方面から乗る場合は、進行方向左側に座ると良いです)
<JR磐越西線「会津若松」駅 2011年9月3日>
平地のスイッチバック駅で、磐越西線の列車が会津若松の先へ行く場合、ここでスイッチバックが必要になります。
「SLばんえつ物語」は、スイッチバックせずここが終点で新潟へ折り返します(釜の方向転換と、付け替えはしますが)。
郡山行き快速「あいづライナー」485系6連もここ始発で、
(列車後方が、ホーム頭端です)
郡山~喜多方の直通列車が、スイッチバックしていました。
<秩父鉄道「小前田(おまえだ)」駅 2011年7月15日>
寄居の2駅手前(羽生寄り)に有りますが、
車内アナウンスは「次は、おまえだ おまえだ です」と言うのでしょうか?
手前が駅舎に続くホームで、下り(三峰口方面)列車が止まる様です。 奥に見えるホームは、上り(羽生方面)用でした。
2本のホームは向かい合わせではなく筋交いに配置され、後で調べましたら「千鳥式ホーム」と言うのだそうです。 この配置のメリットは、タブレット交換が楽との事でした。
<JR指宿枕崎線「枕崎」駅 2011年1月26日>
以前は「日本最南端始発・終着駅」だったのですが、沖縄の那覇にモノレールが出来ましたので、「JR」が追加されたそうです。
因みに「JR日本最南端の駅」は、同線の「西大山」です。
<伊予鉄道「古町(こまち)」駅 2010年12月16日>
鉄道線の高浜線と軌道線の接続駅で、鉄道線/軌道線両方の車庫が有りました。
写っているのは、鉄道線の700系(元京王電鉄5000系)で、
軌道線の方はこの付近、単線の専用軌道です。
手前のホームは軌道線用で、赤い矢印の様に軌道線と鉄道線が平面交差していました。
写真では分かりにくいのですが、右手側に何本も有る鉄道線の線路を、単線の軌道線の線路が斜めに横切る構図です。
他所では中々見られない光景ですが、鉄道線の電圧が600Vで軌道線と同じ、というのが種明かしでした
YUTAじい さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 07:37)
ミスター仙台さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 14:42)
suzuran6さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 14:43)
やなぼーさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 15:29)
マチャさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 16:36)
トータンさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 17:37)
あるまーきさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-23 17:48)
東急の頭端式ターミナル駅は
渋谷が間もなく消えてしまうことになるので、
この蒲田くらいでしか見られなくなってしまいますね。
by あおたけ (2012-04-23 18:55)
あおたけさん nice! コメントありがとうございます。
JR蒲田駅を挟んで反対側の京急蒲田駅は大改良工事中ですが、
東急蒲田駅の方は、当分安泰の様ですね(^^)
by 常武鉄道 (2012-04-23 19:07)
馬爺さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 05:48)
モボさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 05:48)
しまりすさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 05:49)
かみ さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 05:50)
湘南ライナーさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 13:40)
燕っ子さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 17:34)
marumaruさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 18:42)
JR浜松さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-04-24 18:56)
@赤坂さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2012-05-02 15:48)