おもしろ駅探訪<尺土(しゃくど)> [鉄道(実物)]
ちょっと珍しい駅を訪ねる第74回は、近鉄の「尺土(しゃくど)」を取り上げました(下の画像は、ネットから借用)。
(画像は2017年7月27日に撮影したものを使用)
ここは南大阪線と支線の御所(ごせ)線の接続駅ですが、支線ホームが無いため、優等列車の待避形態が変わっています。
駅名の由来は当地で赤い土が採れたため「赤土(しゃくど)」と
呼ばれていたものが、後に尺土に変わったんだとか...
構内は島式2面4線のホームを持つ待避可能な橋上駅で、
(左端2番~4番のりば。画像はネットからお借りしました)
特急を含む全列車が停車し、緩急接続を行ます。
構内配線図からお分かりの様に支線専用ホームは無く、
御所線の発着時、南大阪線の優等列車待避が変則的になっていました(場合により、優等列車が待避線ホームに入線)。
4番のりば(待避線)に到着の御所線列車は、お客さんを降ろしそのまま前進
配線図左端の引き上げ線(赤い線の部分)に入ります。
空いた4番のりば(右)にはすぐ特急16600系2連が入線
それが先発した(後撃ち)1分後、
3番のりば(本線)に待避していた準急が出発して行きました。
(何れも南大阪線「大阪阿部野橋」行き)
御所線の列車は出発時刻になると南大阪線を横切り
1番のりば(待避線)に入線し、客扱いを始めます(後撃ち)。
そして僅か2分後には出発し、また南大阪線を横切り御所線に入って行きました(後撃ち)。
次発の「近鉄御所」行きは上と異なり、本線側2番のりば(左)に入りましたが、
これは直前に2番のりばに特急が入線したためです。
待避線の1番のりば(右)の「橿原神宮前」行き準急は、特急と御所線列車を先発させた後、おもむろに出発
この様に緩急接続時、優等列車が必ず本線に入る訳ではないのですが、利用者の方は慣れた様子で乗り込んでいました
次に、配線構造は似ていても運用が異なる「伊勢若松」の例を合わせて載せておきます。
2015年2月13日に近鉄鈴鹿線終点の「平田町」駅を取り上げ
記事の最後で、鈴鹿線が名古屋線と接続する「伊勢若松」駅に少し触れました。
標準軌という点は異なるものの、
2面4線で支線専用ホームが無い構造は同じです。
しかし「尺土」と違い待避線の4番のりば(左)に到着した鈴鹿線列車はそのまま「平田町」へ折り返して行きました。
右手本線の3番のりばの「近鉄名古屋」行き普通(後撃ち)は、当駅にて優等列車待避しなかったと記憶しています。
支線列車の運用が違う理由は分かりませんが「尺土」の場合、前後の待避可能駅が少ないのでダイヤ上、ここで待避が頻発するのでは?と思いました。
昔2面3線だった頃は、今以上にアクロバティックな列車運用が見られたそうで、南大阪線の伝統なんですかね?
2012年5月以降、過去に掲載の「おもしろ駅探訪」の記事は、毎月1日に移動しました。
1日には月間計画の記事が有りますが、第5番目の記事として「おもしろ駅探訪(過去記事その4)」を載せる様にしています。
(画像は2017年7月27日に撮影したものを使用)
ここは南大阪線と支線の御所(ごせ)線の接続駅ですが、支線ホームが無いため、優等列車の待避形態が変わっています。
駅名の由来は当地で赤い土が採れたため「赤土(しゃくど)」と
呼ばれていたものが、後に尺土に変わったんだとか...
構内は島式2面4線のホームを持つ待避可能な橋上駅で、
(左端2番~4番のりば。画像はネットからお借りしました)
特急を含む全列車が停車し、緩急接続を行ます。
構内配線図からお分かりの様に支線専用ホームは無く、
御所線の発着時、南大阪線の優等列車待避が変則的になっていました(場合により、優等列車が待避線ホームに入線)。
4番のりば(待避線)に到着の御所線列車は、お客さんを降ろしそのまま前進
配線図左端の引き上げ線(赤い線の部分)に入ります。
空いた4番のりば(右)にはすぐ特急16600系2連が入線
それが先発した(後撃ち)1分後、
3番のりば(本線)に待避していた準急が出発して行きました。
(何れも南大阪線「大阪阿部野橋」行き)
御所線の列車は出発時刻になると南大阪線を横切り
1番のりば(待避線)に入線し、客扱いを始めます(後撃ち)。
そして僅か2分後には出発し、また南大阪線を横切り御所線に入って行きました(後撃ち)。
次発の「近鉄御所」行きは上と異なり、本線側2番のりば(左)に入りましたが、
これは直前に2番のりばに特急が入線したためです。
待避線の1番のりば(右)の「橿原神宮前」行き準急は、特急と御所線列車を先発させた後、おもむろに出発
この様に緩急接続時、優等列車が必ず本線に入る訳ではないのですが、利用者の方は慣れた様子で乗り込んでいました
次に、配線構造は似ていても運用が異なる「伊勢若松」の例を合わせて載せておきます。
2015年2月13日に近鉄鈴鹿線終点の「平田町」駅を取り上げ
記事の最後で、鈴鹿線が名古屋線と接続する「伊勢若松」駅に少し触れました。
標準軌という点は異なるものの、
2面4線で支線専用ホームが無い構造は同じです。
しかし「尺土」と違い待避線の4番のりば(左)に到着した鈴鹿線列車はそのまま「平田町」へ折り返して行きました。
右手本線の3番のりばの「近鉄名古屋」行き普通(後撃ち)は、当駅にて優等列車待避しなかったと記憶しています。
支線列車の運用が違う理由は分かりませんが「尺土」の場合、前後の待避可能駅が少ないのでダイヤ上、ここで待避が頻発するのでは?と思いました。
昔2面3線だった頃は、今以上にアクロバティックな列車運用が見られたそうで、南大阪線の伝統なんですかね?
2012年5月以降、過去に掲載の「おもしろ駅探訪」の記事は、毎月1日に移動しました。
1日には月間計画の記事が有りますが、第5番目の記事として「おもしろ駅探訪(過去記事その4)」を載せる様にしています。
はじドラさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:24)
鉄腕原子さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:26)
やなぼーさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:26)
tochiさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:30)
YUTAじい さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:30)
@ミックさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:31)
あるまーきさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:31)
いっぷくさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:32)
芝浦鉄親父さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:33)
ありささん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:33)
青い森のヨッチンさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:34)
sugoimonoさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:34)
ぷっぷくさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:34)
川崎工場長さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 07:55)
ネオ・アッキーさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-10 16:47)
hanamuraさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-11 07:20)
スーおばさん さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-11 07:21)
フジトモさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-11 07:21)
とれたてトレンドさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-11 07:22)
(。・_・。)2kさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-12 07:49)
りんこうさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-12 07:49)
ハマコウさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-12 07:50)
U3さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-09-13 04:26)