おもしろ路線探訪<JR七尾線> [鉄道(実物)]
近場の「おもしろ駅探訪」シリーズの対象が枯渇しましたので、姉妹版を立ち上げました。
ちょっと珍しい路線を訪ねる第13回目はJR西の「七尾線」で、(下は同線の顔415系800番台3連 : 「七尾」駅にて撮影)
どこが珍しいかと申しますと、
接続する北陸本線(現IRいしかわ鉄道線)は交流なのに対し、直流電化された点です(画像は、本年6月7日に撮影)。
北陸本線は1962年(昭和37年)、交流電化(20KV/60Hz)されましたが、七尾線は設備絶縁改修費を抑えるため1991年(平成3年)、直流で電化されました。
起点の「津幡」駅には、角に松明を付けた牛の像が...
倶利伽羅古戦場が近くに有り、木曽義仲が火牛の計で平家を破った古事に因んでいます。
線路の間の側溝は、雪を落として溶かすものでしょうか?
暫くすると、七尾線からIRいしかわ鉄道線に乗り入れる「金沢」行き413系6連が入線して来て、
先頭車両と4両目は珍しい両端2扉急行形車体のクハ455形700番台でした(サハ455形の改造車で、2両のみ存在)。
七尾線車両は全て交直両用で、「津幡」の先のデッドセクション(↓同区間に入る前)では、
昔懐かしい、車内灯が消える様を体験出来ます。
次は、「宝達(ほうだつ)」駅南方のトンネルについて少々。
SL時代に作られたため断面が小さく、電圧が高い交流用絶縁施設を設けられなかった事が直流電化の要因となりました。
ここは天井川の宝達川を潜る場所で、駅から5分程歩くと
現地に着き、
こちらはトンネルの真上から駅を見た所です。
トンネルの周囲には道が無いため、列車の先頭部に乗って
(↑「金沢」行き413系3連)アップを撮りましたが
雨のため見難い点は、ご容赦下さい m(__)m
終点1つ手前の「七尾」は線内最大の駅で、
特急も停まります(左端から右に1番~3番のりば)。
切り欠きホームの0番のりばは「のと鉄道」用で、
NT200形2連の「花咲くいろは」ラッピング車が入線。
七尾線の普通列車はここ止まりになるため、代りに「和倉温泉」以北の足となっていました。
この413系は北陸本線に居た当時の青色のままですが、
七尾線の車両は本来、輪島塗をイメージした朱色になります。
七尾線専用の415系800番台は、113系に485系から外した交流機器を付けて出来上がったものなんだとか...
クロスシートはバケット型へ交換の上シートピッチも拡げられ、戸袋部のロングシートが撤去されていました。
偶々、キヤ141系が入線して来ましたので1枚パチリ
JR西の検測車を見たのは、これが初めてです
最後は終点「和倉温泉」の話題で、
駅の装飾は、2015年に運行開始の観光列車「花嫁のれん」に因んだものなんだとか。
(下の画像は、ネットからお借りしました m(__)m)
2番のりば中央には、七尾線電化の記念碑も...
当駅には「のと鉄道」の普通列車(左)とJRの優等列車(右)が停まり(↓「大阪」行き特急「サンダーバード20号」683系6連)、
この列車が出発すると、
ホームにはお見送りする仲居さんの姿が...
これは、あの日本一旅館Kのおもてなしだそうです。
ちょっと珍しい路線を訪ねる第13回目はJR西の「七尾線」で、(下は同線の顔415系800番台3連 : 「七尾」駅にて撮影)
どこが珍しいかと申しますと、
接続する北陸本線(現IRいしかわ鉄道線)は交流なのに対し、直流電化された点です(画像は、本年6月7日に撮影)。
北陸本線は1962年(昭和37年)、交流電化(20KV/60Hz)されましたが、七尾線は設備絶縁改修費を抑えるため1991年(平成3年)、直流で電化されました。
起点の「津幡」駅には、角に松明を付けた牛の像が...
倶利伽羅古戦場が近くに有り、木曽義仲が火牛の計で平家を破った古事に因んでいます。
線路の間の側溝は、雪を落として溶かすものでしょうか?
暫くすると、七尾線からIRいしかわ鉄道線に乗り入れる「金沢」行き413系6連が入線して来て、
先頭車両と4両目は珍しい両端2扉急行形車体のクハ455形700番台でした(サハ455形の改造車で、2両のみ存在)。
七尾線車両は全て交直両用で、「津幡」の先のデッドセクション(↓同区間に入る前)では、
昔懐かしい、車内灯が消える様を体験出来ます。
次は、「宝達(ほうだつ)」駅南方のトンネルについて少々。
SL時代に作られたため断面が小さく、電圧が高い交流用絶縁施設を設けられなかった事が直流電化の要因となりました。
ここは天井川の宝達川を潜る場所で、駅から5分程歩くと
現地に着き、
こちらはトンネルの真上から駅を見た所です。
トンネルの周囲には道が無いため、列車の先頭部に乗って
(↑「金沢」行き413系3連)アップを撮りましたが
雨のため見難い点は、ご容赦下さい m(__)m
終点1つ手前の「七尾」は線内最大の駅で、
特急も停まります(左端から右に1番~3番のりば)。
切り欠きホームの0番のりばは「のと鉄道」用で、
NT200形2連の「花咲くいろは」ラッピング車が入線。
七尾線の普通列車はここ止まりになるため、代りに「和倉温泉」以北の足となっていました。
この413系は北陸本線に居た当時の青色のままですが、
七尾線の車両は本来、輪島塗をイメージした朱色になります。
七尾線専用の415系800番台は、113系に485系から外した交流機器を付けて出来上がったものなんだとか...
クロスシートはバケット型へ交換の上シートピッチも拡げられ、戸袋部のロングシートが撤去されていました。
偶々、キヤ141系が入線して来ましたので1枚パチリ
JR西の検測車を見たのは、これが初めてです
最後は終点「和倉温泉」の話題で、
駅の装飾は、2015年に運行開始の観光列車「花嫁のれん」に因んだものなんだとか。
(下の画像は、ネットからお借りしました m(__)m)
2番のりば中央には、七尾線電化の記念碑も...
当駅には「のと鉄道」の普通列車(左)とJRの優等列車(右)が停まり(↓「大阪」行き特急「サンダーバード20号」683系6連)、
この列車が出発すると、
ホームにはお見送りする仲居さんの姿が...
これは、あの日本一旅館Kのおもてなしだそうです。
tochiさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 07:48)
@ミックさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 07:50)
middrinnさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 07:53)
YUTAじい さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 07:54)
本州の在来線に交流区間があったとは、ビックリです!
by kontenten (2017-10-25 09:08)
kontentenさん nice! コメント ありがとうございます。
東北地方は仙石線以外すべて交流電化になります。
まあ本州は直流が主ではありますが…
by 常武鉄道 (2017-10-25 11:40)
sugoimonoさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 11:42)
りんこうさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 17:49)
あるまーきさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-25 17:51)
行きたい駅!そして、行きたい温泉ですねぇ~!
親孝行でも計画しようかなぁ?(あはは笑)
by hanamura (2017-10-25 18:58)
hanamuraさん nice! コメントありがとうございます。
親孝行ですかあ~ いいですね!
是非連れて行って上げて下さい。 喜ばれると思いますよ(^^)
by 常武鉄道 (2017-10-26 08:04)
鉄腕原子さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-26 08:04)
kiyokiyoさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-26 08:06)
やなぼーさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-26 08:07)
青い森のヨッチンさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-26 08:07)
川崎工場長さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-26 09:29)
ありささん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-27 04:57)
燕っ子さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-27 04:58)
takaさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-27 04:58)
トータンさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-27 13:23)
ぼんぼちぼちぼちさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-27 15:49)
siroyagi2さん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-28 09:34)
ぷっぷくさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-29 06:24)
マルコメさん nice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2017-10-29 06:26)