「よくあるご質問コーナー」の4月更新 [鉄道(模型)]
毎月13日は、「よくあるご質問コーナー」の定期更新日です。
質問は
1. 常武鉄道のプロフィール
2. レイアウト全般
3. 技法について
4. 車両について
の、4つのカテゴリーに分けていますが、今回
追加は無く
変更は4Q2、4Q3、4Q5です。
今回更新の有った質問を、赤く表示する様にしました。
【1. 常武鉄道のプロフィール】
Q1: 何か、プロフィールが分かるものは有りますか?
A1: 2010年3月12日に「当鉄道のプロフィール」として纏めました。
Q2: なぜ土浦線は、非電化なのですか?
A2: 関東にお住まいの方には割りと知られている事なのですが、常磐線の石岡近郊の柿岡に気象庁の地磁気観測所が有るためです。
観測に影響が出るため、半径30km以内は直流電化出来ないのです。
JRや、つくばエクスプレスは交流電化にて対応していますが、一地方私鉄の当鉄道にその力は有りませんので、関東鉄道と同じ様に非電化で営業しています。
Q3: 路線からすると、利根川を2ヶ所で渡っていますが?
A3: うう鋭い指摘...確かに大手私鉄の東武鉄道でさえ、利根川を越えるのは2ヶ所な訳で、一寸設定に無理が有りますよね(A2とも矛盾しますし)。
どうしても埼玉と茨城を繋げたかったので、こうならざるを得ませんでした。 見逃してやってください。
Q4: 参考にしている実在の鉄道は有りますか?
A4: 秩父鉄道、遠州鉄道、関東鉄道を参考にしています。
Q5: 蒸機も有るようですが、定期運行していますか?
A5: 当鉄道の時代設定は昭和40年~50年代ですので、蒸機の現役末期に当たりますが、定期運行ではなく、イベント列車として時々走らせています。
古河線の東松山→古河→(土浦線に乗り入れ)→土浦→(関東鉄道/筑波線に乗り入れ)→筑波のルートで運行しています。 運行距離は、秩父鉄道のパレオエキスプレスにも匹敵しますでしょうか
カトーのC50+オハ35系5両が、代表的な編成です。
Q6: 路線の拡張計画は有りますか?
A6: 現実のレイアウトは、今の物を完成させるので手一杯ですが、空想上の常武鉄道としては拡張計画が有ります。
手持ち車両の中では少数派の、小型車両(電車、気動車とも)を走らせるための支線を考えています。
電化路線は、古河線の古河から佐野へ至る支線、非電化路線は土浦線の土浦から江戸崎への延伸です。
問題点が1つ 列車は1~3両の短い編成が似合いますので、現状の6両用ホームはマッチしません。
そこで短かくも長くもできるように初めから考えて、ホームを作るつもりです。
(結局現実のレイアウト製作にも、影響が出ましたね...)
Q7: 常武鉄道にバス部門は有りますか?
A7: 有ります。 それ用に、バスコレの車両を集めています。
私は小さいときから鉄道と同じくらいバスが好きで、4メーカーの中では日野が一番好きです。
調べますと左側の広島電鉄バスは、日野K-RC301型だそうです。
このタイプ(ブルーリボンRC型)は都内ではもう走っていませんが、低速から加速していくときのブロロロロ-ンという排気音が堪らなく好きで、街中でこの音が聞こえると振り返ったものです。
家の近辺は、いすゞ車ばかりでしたので、都心に出たときしか会えませんでしたが...
Q8: ”鉄”歴を教えてもらえますか?
A8: 今から50年ぐらい前、小学生のときOゲージのセットを買ってもらったのが最初です。 HOは中学2年生の春に出会い、すぐ夢中になってしまったため、期末試験の結果が散々だったことを覚えています。
高校から大学時代は関西の私鉄が好きになり、阪神/阪急/近鉄の順に興味が移って行きました。 模型は近鉄の通勤車両をHOでひたすら作っていました。
レイアウトは、畳一畳ほどのHOの小型レイアウトを作りかけて挫折し、次はその半分程の大きさの路面電車用のレイアウトをやはりHOサイズで作りました。
全体としてドイツの地方都市をイメージして作り、サイズが小さいので何とか完成しましたが、家の立替に伴い残念ながら廃棄となりました。
30代は、Nゲージのお座敷レイアウトで遊んだり、畳一畳分の固定レイアウトを作りかけてまた挫折したりしていました。
その後はずっとご無沙汰しており、60歳になって突如再開した次第です。
Q9: レイアウトは、どんな遊び方をしますか?
A9: 私の場合、子供のころ家の庭にOゲージの線路を敷いて、いくつか駅を設けて車両を手で押して遊んだ原体験が有るせいか、その延長です。 車両の走行を眺めるのが主目的ではなく、複数の駅を結ぶ本物の運行に近い形の遊び方です。
2011年1月7日に、「運転方法のご紹介」の記事を載せました。
Q10: 車両に関する興味は、どんなところですか?
A10: 一番は私鉄(どちらかと言うと関西系)、二番目は国鉄のローカル線、三番目がJRのローカル線車両です。
電化、非電化は問いません。
Q11: 最近見た”鉄”の映像で、印象に残ったものは有りますか?
A11: NHKのBSハイビジョンで関東・甲信越地方のローカル線(JR/私鉄)特集の30分番組が有りました。
その中でJR鹿島線の映像が、特に印象に残りました。
サイモンとガーファンクルのスカボローフェアをBGMにして早朝(または夕暮れどき)の北浦に架かる長い鉄橋を、113系4連がヘッドライトを点けてゆっくりと渡っていく風景です。
二番目は、同じ番組の飯山線の雪景色の中を行くキハ110系が良かったです。
Q12: ブログの動画掲載は、どのようにやっていますか?
A12: 始めた頃は、
①デジカメで録画したもの(avi形式)を
②Xilisoftで、mp4に変換し
③You Tubeにアップロード
していました。
②を入れた結果、アップロード時間が劇的に短くなりました。
その後、①の次にWindowsムービーメーカーで編集する処理を入れました。
ムービーメーカーの出力形式はwmvですが、最近になりmp4のファイルサイズと大差無い事に気付きました。
試しにwmv形式のままアップロードした所、特に問題は無い様でしたので、現在は②の処理を省いています。
Q13: 鉄道模型について、家族の理解は有りますか?
A13: 私以外男っ気が有りませんので、誰も関心を示してくれません。
室内作業した後はよく掃除して、工作禁止令が出ない様に気を使っています。
Q14: 路線毎の計画を教えて下さい
A14: 常武鉄道には古河線/岩井線/土浦線の3つが有り
古河線が本線、岩井線と土浦線が支線の扱いです。
古河線は車両の6連化/冷房化とも進んでおり、当面増強計画は有りませんが、国鉄側の乗り入れ車両として117系と
その後JR西の221系を
導入しました。
岩井線は、過去17m級片開き3扉車の西武351系/377系と
近江鉄道202系を充当して来ましたが
①冷房付き②18m級③両開き3扉④非ステンレスと言う4つの条件に合う車両へ置き換える計画を立てました。
しかしながら当鉄道の基本設定(年代、軌間)も有りますので、中々全条件を満たす車種が無く、③両開き扉の条件を落とし、鉄コレの元京王電鉄5100系車両に落ち着きました。
伊予鉄700系12両と
富士急1000系4両を増備し、
N化も終わっています。
さらに③の条件を満たすべく名鉄車を連続して投入し、2020年中に移行完了しました。
土浦線は、2012年3月に6連化と3扉車の増備、急行車両の導入が完了し、同年12月に不調なDLの更新用にBトレインショーティDD51を導入、
さらに2013年7月、カトーのDD13を2両入線させています。
【2. レイアウト全般】
Q1: なぜ固定式でなくて、分割式レイアウトなのですか?
A1: 若いころ何度も固定式レイアウト製作を試み、途中で挫折したためです。
緒先輩方が書かれていますように、分割式であればモジュール単位に作っていけますので、心理的負担が少ないのではと思います。
Q2: レイアウトは、どこで広げるのですか?
A2: 現状では、残念ながら自宅には広げられる部屋が有りません。 レイアウト部屋は、車で2時間の遠方に有ります。
そのため車の後部座席に納まるよう、モジュールサイズを決めました。
いずれは自宅の中を片付けて置ける様にしたい、という野望を持っていますが、何時の事になりますやら...
Q3: なぜフレキシブル線路ではなく、ユニトラックを使うのですか?
A3: モジュール間の線路接合には、ユニトラックの方が加工が容易で、丈夫にできると考えたからです。
また昔遊んだお座敷レイアウトのユニトラックを使い、線路配置を決めた事も理由の一つです。
電圧降下が心配だったので、本番のレイアウトは新しい線路に買い替えましたが...
Q4: モジュールのサイズが3通り有るのは、なぜですか?
A4: 初めは900mm長のボードをそのまま使うつもりでした。 ユニトラックを並べてみると、メインとなる1番/5番モジュールに全てのポイントが収まりません。
200mmほど右へシフトすると収まることが分かりましたので、
2番/8番モジュールを200mm短くし、その切断した分を4番/6番モジュールに繋げました。
3番/7番は元から700mm長ですが、理由はレイアウト部屋の広さの制約からです。
Q5: シーナリー/ストラクチャーの目玉は有りますか?
A5: 6番/7番モジュールに併用軌道を作りました。
その方が、周りに作る商店の配置の自由度が高いからです。
Q6: 路面電車でもないのに、なぜ併用軌道なんですか?
A6: 関東では、江ノ電の腰越付近に今でも有ります。 かつて近鉄/奈良線の奈良駅付近、名鉄/犬山線の犬山橋付近、山陽電鉄の兵庫駅付近では何両も連なった大型の電車が静々と道路の上を走っていました。
実はこの3箇所共、学生のころ写真を撮りに行ったのです。
(残念ながら、写真は散逸してしまいましたが)
この不思議な光景を自分のレイアウトにも作りたい、と前々から思っていましたが、ようやく実現出来ました。
関東以外では京阪電鉄の京津線、福井鉄道、熊本電鉄に現存しています。
Q7: どの季節を想定して、風景を作る予定ですか?
A7: 四季の中では春が一番好きですので、レイアウトも春景色にするつもりです。
Q8: 車両転落の対策は、されていますか?
A8: 下図の赤い部分に、転落防止柵を付けています。
AとBは取り外し式、Cはレイアウト脚につながった折り畳み式になっています。
技法は、2010年8月19日「過去記事のまとめ(転落防止編)」としてまとめました。
Q9: 照明は考えていますか?
A9: 各モジュールの配線をした際に、照明用の給電配線もしてありますので、やろうと思えばすぐ出来るのですが、当面考えていません。
Q10: シーナリーを作り始めてから、以前と考えが変った点は有りますか?
A10: 関東平野の真っ只中を走る路線ですので、立体交差も勾配もトンネルも鉄橋も作る予定が無い(作る腕が無い)点はそのままですが、切り通しを作ってみた結果、少し地面に凹凸を付けてもいいかな、と思いました。
それから田畑を作るのは難しそうなので、代わりに樹木を沢山植えて空間を埋めようと考えています。
Q11: シーナリーの収納は、どうしていますか?
A11: ダンボール箱で、専用の収納箱を作りました。
今の所2個ですが左側は作り直し、その際2つとも改良をしました。
サイズは幅400mm、奥行き300mmのため、勢いシーナリーもそれが最大となります。
棚板は取り外し出来ますので、高さの制約は設けていませんが、元々、背の高いシーナリーを作る気は余り有りません。
Q12: 制御盤は、どんな形ですか?
A12: 当初は、カトー製品を使っていましたが、
その後、トミックスの運転台も導入し
(TCSパワーユニットN-DU202-CL)
ポイントスイッチを組み込んだ制御盤も作りました。
<正 面>
<裏 側>
こちらがレイアウトに組み込んだ所です。
Q13: レイアウトのモジュールは、どうやって運ぶのですか?
A13: 車の後部座席に収まる様に、最大長を決めました。
車の後部ドアがスライド式なもので、出し入れし易いです。
上の画像は初期の物で、その後モジュールに「脚」を付けましたので、一度に全部積むとこうなります。
これで高さが60cm強ですので、何とか後部座席の背もたれに収まりましたが、崩れ防止のため、シートベルトを襷がけにして運びました。
今はせいぜい2~3枚を運ぶだけですので、シートベルトはしていません。
モジュールに付けた取っ手は、なかなか使い易いです。
【3. 技法について】
Q1: なぜ基盤にスタイロフォームでなく、発泡ウレタンを使うのですか?
A1: 発泡スチロール系の素材だと、持ち運ぶ際など物にぶつけると端が欠けることがあるでは、と思ったからです(思っただけで詳しく調べた訳ではありませんので、杞憂かもしれませんが)。
弾力のある素材を探していた時、たまたま発泡ウレタンシートを見つけたので採用しました。
Q2: 基盤に開けた配線用の穴は、なぜ10mm径なのですか?
A2: 初め5mm径の穴を開けたのですが、穴にコードを通してユニトラック全てを並べてみると、窮屈な感じがします。
穴が正しい位置から微妙にずれて、コードが引っ張られている様でしたので、余裕を持たせるため10mm径に広げました。
(5mmの上は、10mm径のドリルしか手持ちが無いため)
因みに10mm径でも、ユニトラックのコードに付いているコネクタは通りません。
Q3: 線路にバラストは撒かないのですか?
A3: バラスト撒き/線路塗装共やりました。
バラスト撒きを本格的にやるのは初めてでしたので、いろいろと試行錯誤を重ねて技法を決めました。
技法は、2010年7月24日「過去記事のまとめ(線路塗装-基礎編)」、7月28日「過去記事のまとめ(線路塗装-応用編)」としてまとめました。
Q4: シーナリーとストラクチャーは、どうするのですか?
A4: 2010年3月27日の記事に大まかな計画を載せていますが、今も大きくは変わっていません。
モジュールが発泡ウレタンですので、その上に直接シーナリーやストラクチャーを作ることは難しいと思います。
取外し式の地盤(3mm厚のスチレンボード)の上に作り付けし、モジュールへは接着せずポンと置く形にしました。
地盤の技法は2010年8月3日「過去記事のまとめ(地盤製作編)」、また
シーナリーの技法は2011年11月28日に「過去記事のまとめ(丘陵製作編)」として
まとめました。
こちらは最近完成しました、4番モジュール用駅前シーナリー/ストラクチャーです。
Q5: 基盤に発泡ウレタンを使ったのは正解でしたか?
A5: 何でもそうですが、長所と短所が有ります。
長所は弾力が有って衝撃に強い事、走行騒音を低くしてくれる事。 短所は加工(切断、穴開け)が面倒、という点でしょうか。
当初は、車両のモーター音が聞こえるほど走行騒音を抑えてくれて良かったのですが、バラストを固着した後は、騒音が大きくなってしまいました。
ということで、今のところ功罪相半ばといった感想です。
Q6: 併用軌道の製作技法は、何を参考にしたのですか?
A6: 探したのですが中々参考になる資料が無く、ほぼ我流の技法です。
製作技法は、2010年10月27日「過去記事のまとめ(併用軌道製作編)」として、まとめました。
軌道敷の緑化についてはT_sagaさんのブログを参考にして、
グレインペイント(浅緑)を使っています。
Q7: ウェザリングは、しないのですか?
A7: 今まで一度もやったことが無かったのですが、2011年の1月から始めました。 下はその一部です。
今後も、気動車を中心にやって行こうと思います。 それと、建物にもトライしました。
2012年6月18日に、「過去記事のまとめ(ウェザリング編)」の更新版をアップしています。
Q8: ストラクチャーの固定は、どうやっていますか?
A8: 修復の事を考え取り外せる様にしたかったので、はがせる両面テープを使い、
剥がす時に地盤が破れない様、表面強化用にサーフェイサーを塗っておきました。
Q9: 駅のストラクチャーは、どうしていますか?
A9: ホーム・駅舎共、地盤に固定することが出来ませんので、カトーの製品を加工&塗装して使っています。
組み立て/分解を繰り返しますので、細かいアクセサリー類は衝撃で外れる恐れが有り、程々の細密化に留めました。
<片面ホーム>
<島式ホーム>
<駅舎>
Q10: 樹木は、自作していますか?
A10: 当初は、既製品を加工して使っていました。
6番モジュールのシーナリー作成時に、総本山にてこちらを入手
高さ3cm~9cmの木が、全部で60本も入っていて2,100円と抜群のコスパでしたが...
4番モジュールの途中で使い果たし、再度(仮)総本山に行って見ましたが同じ物は無く、こちらを購入して使っています。
まず①土台を取り付けてから
②木粉粘土の地面を貼り
③樹木を差し込んで完成ですが、かなり大ぶりでした。
その後自作にもトライし、0.35ミリ径の針金を
6本束ねて
明緑色のフォーリッジを貼り付けました。
こちらが1番モジュールの地盤に植えた所です。
【4. 車両について】
Q1: 車両は普段、どこに置いてありますか?
A1: 全てレイアウト部屋に置いてあり、修理のため持ち帰った車両を除いて常時自宅に有るのは2両だけです。
カトーのE851と
トミックスのED61で、両社のカプラー構造が異なるため連結する車両の走行試験用に両方置いています。
(共に、当鉄道の時代設定(昭和40年~50年代)をクリア)
元から居ましたED61(こちらもトミックス)はお役御免となり
2017年4月、レイアウト部屋へ戻しています。
Q2: 最近、入線は有りましたか?
今年2月に鉄コレ第30弾の名鉄7700系を手に入れ即N化し
同月末、カトーの京急230形も入線しました。
そして今月頭に鉄コレの国鉄70系福塩線が入り、こちらも即N化しています。
Q3: 近々、入線の予定は有りますか?
A3: 予定していた車両は全て入線しましたので、無くなりました。
Q4: 今欲しい車両は何ですか?
A4: 私鉄の凸形電機が欲しいです。
2014年3月にBトレ上信電鉄デキ1形、
2016年6月に鉄コレの自由形デキを入線させましたが
もっと別のものも欲しいです(例えば岳南鉄道ED501とか)。
Q5: 車両の保管は、どうしていますか?
A5: 皆ケースから出して、陳列棚に飾っています。
陳列棚は文庫本々棚を利用し、縦に中仕切りが有るので4両単位に並べ、棚毎に雛壇を作っていますので全体で528両程度飾れます(それ程、手持ち車両が有る訳ではありませんが)。
製作技法は2012年2月25日に「過去記事のまとめ(車両陳列棚編)」に載せ、陳列車両の紹介は2021年3月25日、「車両陳列棚の現況です(その16)」をUPしています。
Q6: 車両陳列棚の地震対策は、どうしていますか?
A6: 陳列棚はツッパリ棒で転倒防止対策をしてあるのですがガラス戸が無いので車両は落ちる恐れが有ります。
2011年3月11日の震災では陳列棚の転倒は免れたものの、車両は落ちて壊れました。 地震後の棚の状況です。
対策としてレイアウトに防塵用のビニールシートを被せ、落ちて来た車両を受け止めるセーフティーネットを設けました。
製作過程は、2012年1月7日に「過去記事のまとめ(レイアウトカバー編)」としてUPしました。
その後、カバーをプラスチックダンボールシートを使って作り直し
2015年8月に完成させています。
2016年6月22日にレイアウト部屋へ行きましたら、陳列棚の最上段に飾っておいた名鉄7000系の先頭車が...
しかしレイアウトカバーのお蔭で、無傷でした
Q7: シートがストラクチャーやシーナリーに触れたら、破損しませんか?
A7: レイアウトの両脇と中央にイレクターで取り外し式の枠を作り、さらに横方向にも枠を付けました。
2015年1月には、シート下支えを追加(矢印)しています。
Q8: 常武鉄道の時代設定に合わない車両が有りますが?
A8: 厳密に考えている訳ではありませんが、時代設定しないと出来上がったレイアウトを見たときチグハグな感じがするのではと思ったからです。
当鉄道では
JR東の
107系、E127系、キハ100形、キハ110系、キハE130形
JR東海の313系
JR西の221系
JR四国のキハ2000系
名鉄6500系8次車、3500系
由利高原鉄道YR-2000形と島原鉄道キハ2550形
が該当しますが、ローカル線または近郊型車両といった設定は守っています。
(例外的に、キハ2000系は振り子機構を目当てに導入)
今後も量は多くないと思いますが、自分がいいなあと思う車両は時代設定に外れても増備していくつもりです。
Q9: どこか「乗り鉄」「撮り鉄」に行きたい所は有りますか?
A9: 昨年は
3月に佐賀・熊本方面
4月に静岡県西部方面
6月に松江方面
8月に名古屋方面
9月に仙台・新潟と千葉方面
12月に北九州・山口方面
今年は
1月に藤沢と青梅線・南武線方面
3月に高松・徳島方面
7月と9月に房総方面
8月に奥多摩方面
に行きました。
今後は富山、関西方面を考えていますが、コロナ禍の終息状況に拠ります。
Q10 車両の照明は考えていますか?
A10: 常武鉄道では、鉄コレの車両が一大勢力となっている事からお分かりの様に、車両の照明について重きを置いていないのが実状です。
Q11: カプラーは何を使っていますか?
A11: 一つに統一する事は難しく
電車はKATOカプラー密連形、
気動車はKATOカプラーN、
機関車は色々混在
客車/貨車はKATOカプラーNとSHINKYOカプラー
です。
例外的にキハ110系は元から付いている密連形を使っており、キハE130形は購入後に密連形に交換しました。
またトミックスの名鉄7000系はTNカプラー(自連形)付きですが、他系との連結は無さそうなのでそのままにしています。
2011年11月から、アーノルド形をKATOカプラーNに交換する作業を始め、客車と貨車は完了しました。
機関車はナックルカプラーが付属品に付いて来ている場合は、そちらに交換していますが、マイクロエース製は付いて来ませんので、出来るだけカトーのCSナックルに交換しています。
(カトーの旧タイプ純正品も、CSナックルに交換)
KATOカプラーNはTNカプラーと繋がらないため、SHINKYO
カプラーを一部導入しました。
その後、客車はジャンパー付きカプラーに交換しています。
Q12: 体験乗車or運転した事は有りますか?
A12: 2012年3月6日に岳南鉄道のED501に体験乗車し
同月8日にその記事をアップしました。
実車の体験運転はやった事無いですが、2013年12月4日に東武博物館の運転シミュレータで遊んだ事が有ります。
質問は
1. 常武鉄道のプロフィール
2. レイアウト全般
3. 技法について
4. 車両について
の、4つのカテゴリーに分けていますが、今回
追加は無く
変更は4Q2、4Q3、4Q5です。
今回更新の有った質問を、赤く表示する様にしました。
【1. 常武鉄道のプロフィール】
Q1: 何か、プロフィールが分かるものは有りますか?
A1: 2010年3月12日に「当鉄道のプロフィール」として纏めました。
Q2: なぜ土浦線は、非電化なのですか?
A2: 関東にお住まいの方には割りと知られている事なのですが、常磐線の石岡近郊の柿岡に気象庁の地磁気観測所が有るためです。
観測に影響が出るため、半径30km以内は直流電化出来ないのです。
JRや、つくばエクスプレスは交流電化にて対応していますが、一地方私鉄の当鉄道にその力は有りませんので、関東鉄道と同じ様に非電化で営業しています。
Q3: 路線からすると、利根川を2ヶ所で渡っていますが?
A3: うう鋭い指摘...確かに大手私鉄の東武鉄道でさえ、利根川を越えるのは2ヶ所な訳で、一寸設定に無理が有りますよね(A2とも矛盾しますし)。
どうしても埼玉と茨城を繋げたかったので、こうならざるを得ませんでした。 見逃してやってください。
Q4: 参考にしている実在の鉄道は有りますか?
A4: 秩父鉄道、遠州鉄道、関東鉄道を参考にしています。
Q5: 蒸機も有るようですが、定期運行していますか?
A5: 当鉄道の時代設定は昭和40年~50年代ですので、蒸機の現役末期に当たりますが、定期運行ではなく、イベント列車として時々走らせています。
古河線の東松山→古河→(土浦線に乗り入れ)→土浦→(関東鉄道/筑波線に乗り入れ)→筑波のルートで運行しています。 運行距離は、秩父鉄道のパレオエキスプレスにも匹敵しますでしょうか
カトーのC50+オハ35系5両が、代表的な編成です。
Q6: 路線の拡張計画は有りますか?
A6: 現実のレイアウトは、今の物を完成させるので手一杯ですが、空想上の常武鉄道としては拡張計画が有ります。
手持ち車両の中では少数派の、小型車両(電車、気動車とも)を走らせるための支線を考えています。
電化路線は、古河線の古河から佐野へ至る支線、非電化路線は土浦線の土浦から江戸崎への延伸です。
問題点が1つ 列車は1~3両の短い編成が似合いますので、現状の6両用ホームはマッチしません。
そこで短かくも長くもできるように初めから考えて、ホームを作るつもりです。
(結局現実のレイアウト製作にも、影響が出ましたね...)
Q7: 常武鉄道にバス部門は有りますか?
A7: 有ります。 それ用に、バスコレの車両を集めています。
私は小さいときから鉄道と同じくらいバスが好きで、4メーカーの中では日野が一番好きです。
調べますと左側の広島電鉄バスは、日野K-RC301型だそうです。
このタイプ(ブルーリボンRC型)は都内ではもう走っていませんが、低速から加速していくときのブロロロロ-ンという排気音が堪らなく好きで、街中でこの音が聞こえると振り返ったものです。
家の近辺は、いすゞ車ばかりでしたので、都心に出たときしか会えませんでしたが...
Q8: ”鉄”歴を教えてもらえますか?
A8: 今から50年ぐらい前、小学生のときOゲージのセットを買ってもらったのが最初です。 HOは中学2年生の春に出会い、すぐ夢中になってしまったため、期末試験の結果が散々だったことを覚えています。
高校から大学時代は関西の私鉄が好きになり、阪神/阪急/近鉄の順に興味が移って行きました。 模型は近鉄の通勤車両をHOでひたすら作っていました。
レイアウトは、畳一畳ほどのHOの小型レイアウトを作りかけて挫折し、次はその半分程の大きさの路面電車用のレイアウトをやはりHOサイズで作りました。
全体としてドイツの地方都市をイメージして作り、サイズが小さいので何とか完成しましたが、家の立替に伴い残念ながら廃棄となりました。
30代は、Nゲージのお座敷レイアウトで遊んだり、畳一畳分の固定レイアウトを作りかけてまた挫折したりしていました。
その後はずっとご無沙汰しており、60歳になって突如再開した次第です。
Q9: レイアウトは、どんな遊び方をしますか?
A9: 私の場合、子供のころ家の庭にOゲージの線路を敷いて、いくつか駅を設けて車両を手で押して遊んだ原体験が有るせいか、その延長です。 車両の走行を眺めるのが主目的ではなく、複数の駅を結ぶ本物の運行に近い形の遊び方です。
2011年1月7日に、「運転方法のご紹介」の記事を載せました。
Q10: 車両に関する興味は、どんなところですか?
A10: 一番は私鉄(どちらかと言うと関西系)、二番目は国鉄のローカル線、三番目がJRのローカル線車両です。
電化、非電化は問いません。
Q11: 最近見た”鉄”の映像で、印象に残ったものは有りますか?
A11: NHKのBSハイビジョンで関東・甲信越地方のローカル線(JR/私鉄)特集の30分番組が有りました。
その中でJR鹿島線の映像が、特に印象に残りました。
サイモンとガーファンクルのスカボローフェアをBGMにして早朝(または夕暮れどき)の北浦に架かる長い鉄橋を、113系4連がヘッドライトを点けてゆっくりと渡っていく風景です。
二番目は、同じ番組の飯山線の雪景色の中を行くキハ110系が良かったです。
Q12: ブログの動画掲載は、どのようにやっていますか?
A12: 始めた頃は、
①デジカメで録画したもの(avi形式)を
②Xilisoftで、mp4に変換し
③You Tubeにアップロード
していました。
②を入れた結果、アップロード時間が劇的に短くなりました。
その後、①の次にWindowsムービーメーカーで編集する処理を入れました。
ムービーメーカーの出力形式はwmvですが、最近になりmp4のファイルサイズと大差無い事に気付きました。
試しにwmv形式のままアップロードした所、特に問題は無い様でしたので、現在は②の処理を省いています。
Q13: 鉄道模型について、家族の理解は有りますか?
A13: 私以外男っ気が有りませんので、誰も関心を示してくれません。
室内作業した後はよく掃除して、工作禁止令が出ない様に気を使っています。
Q14: 路線毎の計画を教えて下さい
A14: 常武鉄道には古河線/岩井線/土浦線の3つが有り
古河線が本線、岩井線と土浦線が支線の扱いです。
古河線は車両の6連化/冷房化とも進んでおり、当面増強計画は有りませんが、国鉄側の乗り入れ車両として117系と
その後JR西の221系を
導入しました。
岩井線は、過去17m級片開き3扉車の西武351系/377系と
近江鉄道202系を充当して来ましたが
①冷房付き②18m級③両開き3扉④非ステンレスと言う4つの条件に合う車両へ置き換える計画を立てました。
しかしながら当鉄道の基本設定(年代、軌間)も有りますので、中々全条件を満たす車種が無く、③両開き扉の条件を落とし、鉄コレの元京王電鉄5100系車両に落ち着きました。
伊予鉄700系12両と
富士急1000系4両を増備し、
N化も終わっています。
さらに③の条件を満たすべく名鉄車を連続して投入し、2020年中に移行完了しました。
土浦線は、2012年3月に6連化と3扉車の増備、急行車両の導入が完了し、同年12月に不調なDLの更新用にBトレインショーティDD51を導入、
さらに2013年7月、カトーのDD13を2両入線させています。
【2. レイアウト全般】
Q1: なぜ固定式でなくて、分割式レイアウトなのですか?
A1: 若いころ何度も固定式レイアウト製作を試み、途中で挫折したためです。
緒先輩方が書かれていますように、分割式であればモジュール単位に作っていけますので、心理的負担が少ないのではと思います。
Q2: レイアウトは、どこで広げるのですか?
A2: 現状では、残念ながら自宅には広げられる部屋が有りません。 レイアウト部屋は、車で2時間の遠方に有ります。
そのため車の後部座席に納まるよう、モジュールサイズを決めました。
いずれは自宅の中を片付けて置ける様にしたい、という野望を持っていますが、何時の事になりますやら...
Q3: なぜフレキシブル線路ではなく、ユニトラックを使うのですか?
A3: モジュール間の線路接合には、ユニトラックの方が加工が容易で、丈夫にできると考えたからです。
また昔遊んだお座敷レイアウトのユニトラックを使い、線路配置を決めた事も理由の一つです。
電圧降下が心配だったので、本番のレイアウトは新しい線路に買い替えましたが...
Q4: モジュールのサイズが3通り有るのは、なぜですか?
A4: 初めは900mm長のボードをそのまま使うつもりでした。 ユニトラックを並べてみると、メインとなる1番/5番モジュールに全てのポイントが収まりません。
200mmほど右へシフトすると収まることが分かりましたので、
2番/8番モジュールを200mm短くし、その切断した分を4番/6番モジュールに繋げました。
3番/7番は元から700mm長ですが、理由はレイアウト部屋の広さの制約からです。
Q5: シーナリー/ストラクチャーの目玉は有りますか?
A5: 6番/7番モジュールに併用軌道を作りました。
その方が、周りに作る商店の配置の自由度が高いからです。
Q6: 路面電車でもないのに、なぜ併用軌道なんですか?
A6: 関東では、江ノ電の腰越付近に今でも有ります。 かつて近鉄/奈良線の奈良駅付近、名鉄/犬山線の犬山橋付近、山陽電鉄の兵庫駅付近では何両も連なった大型の電車が静々と道路の上を走っていました。
実はこの3箇所共、学生のころ写真を撮りに行ったのです。
(残念ながら、写真は散逸してしまいましたが)
この不思議な光景を自分のレイアウトにも作りたい、と前々から思っていましたが、ようやく実現出来ました。
関東以外では京阪電鉄の京津線、福井鉄道、熊本電鉄に現存しています。
Q7: どの季節を想定して、風景を作る予定ですか?
A7: 四季の中では春が一番好きですので、レイアウトも春景色にするつもりです。
Q8: 車両転落の対策は、されていますか?
A8: 下図の赤い部分に、転落防止柵を付けています。
AとBは取り外し式、Cはレイアウト脚につながった折り畳み式になっています。
技法は、2010年8月19日「過去記事のまとめ(転落防止編)」としてまとめました。
Q9: 照明は考えていますか?
A9: 各モジュールの配線をした際に、照明用の給電配線もしてありますので、やろうと思えばすぐ出来るのですが、当面考えていません。
Q10: シーナリーを作り始めてから、以前と考えが変った点は有りますか?
A10: 関東平野の真っ只中を走る路線ですので、立体交差も勾配もトンネルも鉄橋も作る予定が無い(作る腕が無い)点はそのままですが、切り通しを作ってみた結果、少し地面に凹凸を付けてもいいかな、と思いました。
それから田畑を作るのは難しそうなので、代わりに樹木を沢山植えて空間を埋めようと考えています。
Q11: シーナリーの収納は、どうしていますか?
A11: ダンボール箱で、専用の収納箱を作りました。
今の所2個ですが左側は作り直し、その際2つとも改良をしました。
サイズは幅400mm、奥行き300mmのため、勢いシーナリーもそれが最大となります。
棚板は取り外し出来ますので、高さの制約は設けていませんが、元々、背の高いシーナリーを作る気は余り有りません。
Q12: 制御盤は、どんな形ですか?
A12: 当初は、カトー製品を使っていましたが、
その後、トミックスの運転台も導入し
(TCSパワーユニットN-DU202-CL)
ポイントスイッチを組み込んだ制御盤も作りました。
<正 面>
<裏 側>
こちらがレイアウトに組み込んだ所です。
Q13: レイアウトのモジュールは、どうやって運ぶのですか?
A13: 車の後部座席に収まる様に、最大長を決めました。
車の後部ドアがスライド式なもので、出し入れし易いです。
上の画像は初期の物で、その後モジュールに「脚」を付けましたので、一度に全部積むとこうなります。
これで高さが60cm強ですので、何とか後部座席の背もたれに収まりましたが、崩れ防止のため、シートベルトを襷がけにして運びました。
今はせいぜい2~3枚を運ぶだけですので、シートベルトはしていません。
モジュールに付けた取っ手は、なかなか使い易いです。
【3. 技法について】
Q1: なぜ基盤にスタイロフォームでなく、発泡ウレタンを使うのですか?
A1: 発泡スチロール系の素材だと、持ち運ぶ際など物にぶつけると端が欠けることがあるでは、と思ったからです(思っただけで詳しく調べた訳ではありませんので、杞憂かもしれませんが)。
弾力のある素材を探していた時、たまたま発泡ウレタンシートを見つけたので採用しました。
Q2: 基盤に開けた配線用の穴は、なぜ10mm径なのですか?
A2: 初め5mm径の穴を開けたのですが、穴にコードを通してユニトラック全てを並べてみると、窮屈な感じがします。
穴が正しい位置から微妙にずれて、コードが引っ張られている様でしたので、余裕を持たせるため10mm径に広げました。
(5mmの上は、10mm径のドリルしか手持ちが無いため)
因みに10mm径でも、ユニトラックのコードに付いているコネクタは通りません。
Q3: 線路にバラストは撒かないのですか?
A3: バラスト撒き/線路塗装共やりました。
バラスト撒きを本格的にやるのは初めてでしたので、いろいろと試行錯誤を重ねて技法を決めました。
技法は、2010年7月24日「過去記事のまとめ(線路塗装-基礎編)」、7月28日「過去記事のまとめ(線路塗装-応用編)」としてまとめました。
Q4: シーナリーとストラクチャーは、どうするのですか?
A4: 2010年3月27日の記事に大まかな計画を載せていますが、今も大きくは変わっていません。
モジュールが発泡ウレタンですので、その上に直接シーナリーやストラクチャーを作ることは難しいと思います。
取外し式の地盤(3mm厚のスチレンボード)の上に作り付けし、モジュールへは接着せずポンと置く形にしました。
地盤の技法は2010年8月3日「過去記事のまとめ(地盤製作編)」、また
シーナリーの技法は2011年11月28日に「過去記事のまとめ(丘陵製作編)」として
まとめました。
こちらは最近完成しました、4番モジュール用駅前シーナリー/ストラクチャーです。
Q5: 基盤に発泡ウレタンを使ったのは正解でしたか?
A5: 何でもそうですが、長所と短所が有ります。
長所は弾力が有って衝撃に強い事、走行騒音を低くしてくれる事。 短所は加工(切断、穴開け)が面倒、という点でしょうか。
当初は、車両のモーター音が聞こえるほど走行騒音を抑えてくれて良かったのですが、バラストを固着した後は、騒音が大きくなってしまいました。
ということで、今のところ功罪相半ばといった感想です。
Q6: 併用軌道の製作技法は、何を参考にしたのですか?
A6: 探したのですが中々参考になる資料が無く、ほぼ我流の技法です。
製作技法は、2010年10月27日「過去記事のまとめ(併用軌道製作編)」として、まとめました。
軌道敷の緑化についてはT_sagaさんのブログを参考にして、
グレインペイント(浅緑)を使っています。
Q7: ウェザリングは、しないのですか?
A7: 今まで一度もやったことが無かったのですが、2011年の1月から始めました。 下はその一部です。
今後も、気動車を中心にやって行こうと思います。 それと、建物にもトライしました。
2012年6月18日に、「過去記事のまとめ(ウェザリング編)」の更新版をアップしています。
Q8: ストラクチャーの固定は、どうやっていますか?
A8: 修復の事を考え取り外せる様にしたかったので、はがせる両面テープを使い、
剥がす時に地盤が破れない様、表面強化用にサーフェイサーを塗っておきました。
Q9: 駅のストラクチャーは、どうしていますか?
A9: ホーム・駅舎共、地盤に固定することが出来ませんので、カトーの製品を加工&塗装して使っています。
組み立て/分解を繰り返しますので、細かいアクセサリー類は衝撃で外れる恐れが有り、程々の細密化に留めました。
<片面ホーム>
<島式ホーム>
<駅舎>
Q10: 樹木は、自作していますか?
A10: 当初は、既製品を加工して使っていました。
6番モジュールのシーナリー作成時に、総本山にてこちらを入手
高さ3cm~9cmの木が、全部で60本も入っていて2,100円と抜群のコスパでしたが...
4番モジュールの途中で使い果たし、再度(仮)総本山に行って見ましたが同じ物は無く、こちらを購入して使っています。
まず①土台を取り付けてから
②木粉粘土の地面を貼り
③樹木を差し込んで完成ですが、かなり大ぶりでした。
その後自作にもトライし、0.35ミリ径の針金を
6本束ねて
明緑色のフォーリッジを貼り付けました。
こちらが1番モジュールの地盤に植えた所です。
【4. 車両について】
Q1: 車両は普段、どこに置いてありますか?
A1: 全てレイアウト部屋に置いてあり、修理のため持ち帰った車両を除いて常時自宅に有るのは2両だけです。
カトーのE851と
トミックスのED61で、両社のカプラー構造が異なるため連結する車両の走行試験用に両方置いています。
(共に、当鉄道の時代設定(昭和40年~50年代)をクリア)
元から居ましたED61(こちらもトミックス)はお役御免となり
2017年4月、レイアウト部屋へ戻しています。
Q2: 最近、入線は有りましたか?
今年2月に鉄コレ第30弾の名鉄7700系を手に入れ即N化し
同月末、カトーの京急230形も入線しました。
そして今月頭に鉄コレの国鉄70系福塩線が入り、こちらも即N化しています。
Q3: 近々、入線の予定は有りますか?
A3: 予定していた車両は全て入線しましたので、無くなりました。
Q4: 今欲しい車両は何ですか?
A4: 私鉄の凸形電機が欲しいです。
2014年3月にBトレ上信電鉄デキ1形、
2016年6月に鉄コレの自由形デキを入線させましたが
もっと別のものも欲しいです(例えば岳南鉄道ED501とか)。
Q5: 車両の保管は、どうしていますか?
A5: 皆ケースから出して、陳列棚に飾っています。
陳列棚は文庫本々棚を利用し、縦に中仕切りが有るので4両単位に並べ、棚毎に雛壇を作っていますので全体で528両程度飾れます(それ程、手持ち車両が有る訳ではありませんが)。
製作技法は2012年2月25日に「過去記事のまとめ(車両陳列棚編)」に載せ、陳列車両の紹介は2021年3月25日、「車両陳列棚の現況です(その16)」をUPしています。
Q6: 車両陳列棚の地震対策は、どうしていますか?
A6: 陳列棚はツッパリ棒で転倒防止対策をしてあるのですがガラス戸が無いので車両は落ちる恐れが有ります。
2011年3月11日の震災では陳列棚の転倒は免れたものの、車両は落ちて壊れました。 地震後の棚の状況です。
対策としてレイアウトに防塵用のビニールシートを被せ、落ちて来た車両を受け止めるセーフティーネットを設けました。
製作過程は、2012年1月7日に「過去記事のまとめ(レイアウトカバー編)」としてUPしました。
その後、カバーをプラスチックダンボールシートを使って作り直し
2015年8月に完成させています。
2016年6月22日にレイアウト部屋へ行きましたら、陳列棚の最上段に飾っておいた名鉄7000系の先頭車が...
しかしレイアウトカバーのお蔭で、無傷でした
Q7: シートがストラクチャーやシーナリーに触れたら、破損しませんか?
A7: レイアウトの両脇と中央にイレクターで取り外し式の枠を作り、さらに横方向にも枠を付けました。
2015年1月には、シート下支えを追加(矢印)しています。
Q8: 常武鉄道の時代設定に合わない車両が有りますが?
A8: 厳密に考えている訳ではありませんが、時代設定しないと出来上がったレイアウトを見たときチグハグな感じがするのではと思ったからです。
当鉄道では
JR東の
107系、E127系、キハ100形、キハ110系、キハE130形
JR東海の313系
JR西の221系
JR四国のキハ2000系
名鉄6500系8次車、3500系
由利高原鉄道YR-2000形と島原鉄道キハ2550形
が該当しますが、ローカル線または近郊型車両といった設定は守っています。
(例外的に、キハ2000系は振り子機構を目当てに導入)
今後も量は多くないと思いますが、自分がいいなあと思う車両は時代設定に外れても増備していくつもりです。
Q9: どこか「乗り鉄」「撮り鉄」に行きたい所は有りますか?
A9: 昨年は
3月に佐賀・熊本方面
4月に静岡県西部方面
6月に松江方面
8月に名古屋方面
9月に仙台・新潟と千葉方面
12月に北九州・山口方面
今年は
1月に藤沢と青梅線・南武線方面
3月に高松・徳島方面
7月と9月に房総方面
8月に奥多摩方面
に行きました。
今後は富山、関西方面を考えていますが、コロナ禍の終息状況に拠ります。
Q10 車両の照明は考えていますか?
A10: 常武鉄道では、鉄コレの車両が一大勢力となっている事からお分かりの様に、車両の照明について重きを置いていないのが実状です。
Q11: カプラーは何を使っていますか?
A11: 一つに統一する事は難しく
電車はKATOカプラー密連形、
気動車はKATOカプラーN、
機関車は色々混在
客車/貨車はKATOカプラーNとSHINKYOカプラー
です。
例外的にキハ110系は元から付いている密連形を使っており、キハE130形は購入後に密連形に交換しました。
またトミックスの名鉄7000系はTNカプラー(自連形)付きですが、他系との連結は無さそうなのでそのままにしています。
2011年11月から、アーノルド形をKATOカプラーNに交換する作業を始め、客車と貨車は完了しました。
機関車はナックルカプラーが付属品に付いて来ている場合は、そちらに交換していますが、マイクロエース製は付いて来ませんので、出来るだけカトーのCSナックルに交換しています。
(カトーの旧タイプ純正品も、CSナックルに交換)
KATOカプラーNはTNカプラーと繋がらないため、SHINKYO
カプラーを一部導入しました。
その後、客車はジャンパー付きカプラーに交換しています。
Q12: 体験乗車or運転した事は有りますか?
A12: 2012年3月6日に岳南鉄道のED501に体験乗車し
同月8日にその記事をアップしました。
実車の体験運転はやった事無いですが、2013年12月4日に東武博物館の運転シミュレータで遊んだ事が有ります。
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