過去記事のまとめ(線路塗装-基礎編)

今日は過去にＵＰしました、線路塗装の技法をまとめました。　但し、最後の部分は今日やったところです。

線路塗装の工程は、
　　①地盤の製作
　　②レール側面の塗装
　　③バラストの固着
　　④線路全体の塗装
の４段階になります。
地盤が無いとバラストが撒けないのです(ホーム部分は違います)が、地盤製作も結構な内容がありますので、別にまとめたいと思います。
それからポイントやホーム部分の場合、③④の技法が変わってきますので、「線路塗装-応用編」として別にまとめる予定です。

ここでは、レール側面の塗装から始めます。
レール側面の塗装をする前に無水エタノールを使って、レールの脱脂処理をします(２０１０年７月２日の記事)。
ボロ切れにエタノールを含ませ、レールを摘む感じで拭きます。
塗装には、三菱鉛筆のポスカ(極細／茶色　大小ある内の小さい方)を使いました(２０１０年５月２２日の記事)。
ポスカを塗るときは、モジュールを立てた方がやりやすいです。
(２０１０年６月２０日の記事)
こんな感じで、塗って行きます。
ポスカがはみ出したところは、アクリル塗料の溶剤を綿棒に含ませて擦るとあらかた取れます。

二番目は、バラスト撒きです。
バラストは、モーリンのＮバラスト準幹線用を使いました。
(２０１０年５月２２日の記事)
マットメディウムを道床斜面へ塗り、バラストを指で摘んで振りかけ、さらに上からバラストを撒いて形を整えます。
線路に地盤が接していますので、その隙間目掛けてバラストを振りかける感じです(２０１０年６月１０日の記事)。

撒いたバラストの裾部分がまっすぐになるように、簡単な道具を使って整えます(２０１０年６月２２日の記事)。
バラストの形が整ったら、霧吹きで水分を含ませます。
スーパーフィックスの希釈液を、スポイトで滴下します。　霧吹きの効果で、バラストが崩れ出すこともありません。

三番目は、線路の錆色塗装です。
ここからは過去記事ではなく、本日作業した部分です。
レール周辺だけを錆色にするため、それ以外はマスキングしておきます。
吹き付けはエアーブラシ、塗料にはタミヤのフラットアースを使いました。
塗装した結果です。
次に、線路全体に軽く吹き付けます。

最後に、レール踏面に着いた塗料を丸刃の彫刻刀で削り落とし、走行試験をやります。
最近ＵＰしている５番モジュールについて、線路塗装を行った訳ですが、幸いにも３つのポイントの作動／通電状況は問題ありませんでした。

コメント 2

YUTAじい　さん　いつもnice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2010-07-25 15:17) 

燕っ子さん　いつもnice! ありがとうございます。
by 常武鉄道 (2010-07-25 15:18)