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行き止まり駅訪問(過去記事その2) [鉄道(実物)]

過去に掲載しました「行き止まり駅訪問」シリーズの閲覧場所②で2014年1月以降の記事を集めました。  なお2013年12月以前の記事は、(過去記事その1)に分割しています。

当ブログで勝手に決めました[わーい(嬉しい顔)]行き止まり駅の条件は、
  ①鉄道の駅に限定し、ケーブルカーや新交通システム等は
    対象外とする
  ②一路線の終点でも、半径2キロ以内に乗り継げる別線が
    有る駅は対象外とする (別線にはケーブルカーや新交通
    システムを含め、路面電車やバスは含めない)
  ③路面電車は駅ではなく停留所と見なし、対象外とする
と言うものでして、

<例1>長野電鉄「長野」は、行き止まり駅としません
JR「長野」駅と直接繋がっていませんが、すぐ近くですので×

<例2>「強羅」も、行き止まり駅としません
箱根登山鉄道の終点ですが、構内から同社のケーブルカーが出ていますので×

<例3>京浜急行「浦賀」は、行き止まり駅とします
最寄のJR横須賀線「久里浜」駅は、半径2キロ圏外ですので〇
(ここで言う「2キロ」とは、徒歩30分程度と言う意味です)

「続きを読む」に過去記事の中に出て来ました行き止まり駅を、最近訪問した方から逆順に並べました。
日付は訪問した日ではなく、ブログの日付です。

8月に津軽鉄道「津軽中里」駅を追加しました。


<津軽鉄道「津軽中里」駅 2014年8月23日> R0023026c.jpg
最寄のJR五能線「五所川原」駅に直線距離にして17キロほど有りますので行き止まり駅になります。

津軽中里駅周辺路線図c.jpg

駅はコープと一体化していますが、お店は現在やっていない様でした。 R0023024c.jpg
構内は片面1線のホームと側線が有り(列車は津軽21形)、 R0023020c.jpg
終端部はこんな感じです。 R0023013c.jpg
機回し用に見えますが、名物のストーブ列車を牽くDD35型のためのものでしょうか?(「津軽五所川原」駅構内にて撮影) R0023044c.jpg
こちらはホーム先端側から見た所で、 R0023016c.jpg
同じ場所から振り返って「津軽五所川原」方をパチリ R0023017c.jpg

因みに路線の中ほどに有る「金木(かなぎ)」駅でのみ R0023034c.jpg
列車交換が行われ、タブレット交換を見る事が出来ました。 R0023041c.jpg
閉塞方式は「津軽五所川原」~「金木」間はタブレット、
「金木」~「津軽中里」間はスタフが使われ、 通票方式c.jpg
図はこんな感じ、と言ったレベルです(^^;

「金木」と言うと外せないのが太宰治の生家(斜陽館)で、 R0023036c.jpg
時間の都合で中は見学出来ませんでしたが、外観だけパチリ

<弘南鉄道/弘南線「黒石」駅 2014年7月17日> R0022957c.jpg
最寄のJR奥羽本線「北常盤」駅には、直線で4.5キロ有りますので行き止まり駅になります。

黒石周辺路線図c.jpg

駅舎はコープの建物と一体になっていて R0022956c.jpg
構内は2面3線と側線が3本、 R0022943c.jpg
電車は全て元東急7000系(ここでも同形式)でした。 R0022948c.jpg
パイオニアⅢ形台車とスノープローをアップで... R0022951c.jpg
側線でお休み中のキ100形も、今だ現役の様です。 R0022941c.jpg

こちらが1番線と側線の終端部で R0022947c.jpg
続いて2番線側はこんな感じでした。 R0022952c.jpg
左端のホームは番線表示も無く、使われていない様子です。

後から1番線(真ん中)に列車が到着し R0022958c.jpg
運用上ほとんどの場合出発は1番線からだそうで、 R0022959c.jpg
この時もそうでした(前面が非貫通に改造されていますね)。

最後にホーム先端から「弘前」方をパチリ R0022942c.jpg

因みに弘南線の車両基地は「平賀」駅に隣接していて、 R0022926c.jpg
キ100形ラッセル車を推すED333はここに居ました。 R0022924c.jpg
ここの駅舎とホームは大きな農協ビルの中に有り、 R0022931c.jpg
ローカル駅とはちょっと違った構内の雰囲気です。 R0022930c.jpg
ホーム中央の張りぼて人形はラッセル君(相撲取りか?)で、 R0022928c.jpg
この日の夜、着ぐるみ版をテレビで見掛けました[わーい(嬉しい顔)]

<JR烏山線「烏山」駅 2014年4月25日> R0022439c.jpg
最寄の真岡鉄道「茂木」駅には、直線にして12キロ強有りますので行き止まり駅になります。

烏山周辺路線図c.jpg

「烏山」は毎月1日の第3番記事「行き止まり駅訪問(過去記事その1)」に掲載済みですが、内容が乏しいため今回再訪して、アップし直しました。

駅舎は2014年3月、蓄電池駆動電車システムの運用開始に伴い建て替えられています。 R0022437c.jpg
(こちらは2011年8月22日に撮影の旧駅舎) R0011867.JPG
構内は片面1線 R0022441c.jpg
終端部はこんな感じで R0022440c.jpg
その先に変電整流設備(交流6600V→直流1500V)が出来ていました。 R0022422c.jpg R0022430c.jpg
蓄電池駆動電車EV-E301系(ACCUM)がパンタを上げて、充電している所を R0022420c.jpg
反対側から見るとこんな感じです。 R0022435c.jpg
(こちらは2011年8月22日撮影の、キハ40形2連) R0011882.JPG
最後は、ホーム先端から「宝積寺」方をパチリ R0022442c.jpg

<和歌山電鉄貴志川線「貴志(きし)」駅 2014年2月22日> R0021514c.jpg
最寄のJR和歌山線「船戸」駅には、直線にして4キロ強有りますので行き止まり駅になります。

周辺路線図c.jpg

駅舎は三毛猫の「たま駅長」に因んで、猫顔をしていて[わーい(嬉しい顔)] R0021515c.jpg
入口には看板も... R0021513c.jpg
「たま駅長」本人は就寝中の後姿なので、画像省略しました。

構内は片面1線と側線が1本有り R0021517c.jpg
終端部はこんな感じです。 R0021512c.jpg
最後に、反対側「和歌山」方の先端部をパチリ R0021523c.jpg

和歌山電鉄の中枢は途中の「伊太祈曽(いだきそ)」駅で、 R0021498c.jpg R0021506c.jpg
駅待合室右手には本社事務所 R0021507c.jpg
そして、小さな車両基地が有りました。 R0021493c.jpg
待合室に居る「ニタマ駅長」は R0021509c.jpg
「貴志」の「たま駅長」が高齢のため、 R0021504c.jpg
補佐役を勤めているそうです[わーい(嬉しい顔)]

車庫内の「おもちゃ電車」2270系は、窓配置がdD9D2(一部埋め込み)、客室扉は片開き(運転室側)と両開き(貫通路側)の混在、と言うユニークなものでした。 R0021494c.jpg
同じく22000系から改造された2200系はd2D6D2と、極めてオーソドックスな窓配置をしており R0021464c.jpg
この違いは、2200系もワンマンですが運転手さんは集改札を行わないのに対し、2270系は行うためだそうです。

<南海電鉄多奈川線「多奈川」駅 2014年2月7日> R0021453c.jpg R0021456c.jpg
最寄の南海電鉄南海線「みさき公園」駅には、直線距離にして2.2キロ有りますので行き止まり駅になります。

周辺路線図c.jpg

構内は現在1面1線(「みさき公園」方から撮影)ですが R0021458c.jpg
以前はホーム左側(1番線)にも線路が有り、また右端には昔の降車ホーム跡が残っていました。

列車(2200系2連)は元の2番線に停車し R0021463c.jpg
現在、ホームの番線表示は有りません。 R0021448c.jpg

同じ位置から振り返って終端部をパチリ R0021445c.jpg
元1番線の方は、まだバラストが残っています。 R0021446c.jpg

「みさき公園」方には昔のホームが伸びていますが、 R0021462c.jpg
柵で仕切られていました。 R0021443_1c.jpg
赤丸は2キロポストで、「みさき公園」起点かと... R0021460c.jpg

こちらが「みさき公園」駅の多奈川線が停まる5番線で R0021440c.jpg
この列車1本が、「多奈川」との間を行き来しています。

<常磐線「広野」駅 2014年1月28日> R0021558c.jpg R0021559c.jpg
最寄の磐越東線「小川郷」まで、直線距離が14.8キロ有りますので行き止まり駅になります。 周辺路線図c.jpg

中は2面3線構造ですが、何故か1番線と2番線の間に作られた仮設ホームが使われていました(前方が「仙台」方です)。 R0021553c.jpg
元の2つのホームは使用停止中で跨線橋にはロープが張られ、立ち入る事が出来ません。

こちらは、列車の反対側から「いわき」方を撮ったもの R0021555_1c.jpg
「仙台」方の終端部は車止めが無く R0021554c.jpg
次駅(木戸)表示も、そのままでした。 R0021550c.jpg
こちらは反対の「いわき」方末端で、後で気付きましたが単線に収斂しています。 R0021551c.jpg
地図で調べますと、「広野」~「久ノ浜」2駅間が単線でした。 単線区間_1c.jpg
この辺りは海に近い所を通っていますので、 R0021562c.jpg
津波の被害を受け、単線で復旧したのでしょうか?

時刻表を見ますと、概ね1時間に1本の頻度で「いわき」「水戸」方面への列車が運行されています。

「水戸」~「いわき」間はE501系10連も使われていますが、 R0021544c.jpg
「広野」まで行く列車は、415系4連でした。 R0021548c.jpg
(この列車は9時4分「水戸」始発、11時24分「広野」着)

3.11以降、常磐線は3つに分断されたままで、 分断路線図c.jpg
「広野」から2駅先の「竜田」までの復旧が一番早い様ですので、開通したらまた行ってみたいと思います

<南海電鉄和歌山港線「和歌山港」駅 2014年1月22日> R0021434c.jpg
最寄の「和歌山市」駅まで、直線距離が2.8キロ有りますので行き止まり駅になります。 周辺路線図c.jpg
道路から一段高い位置の駅舎を入り、そこから階段を上がったホームは見晴らし良好でした。 R0021435c.jpg
中は1面2線構造(左から1、2番線)で、1番線は余り使われていない様です(「和歌山市」方から撮影)。 R0021426c.jpg
こちらが1番線の終端部、 R0021418c.jpg
そしてこちらが2番線の終端部 R0021424c.jpg
列車は南海線直通「なんば」行き急行9000系6連ですが、 R0021439c.jpg
8両編成の特急「サザン」も来ますので、ホームはまだ2両分の余裕が有りました。 R0021427c.jpg
最後に、「和歌山市」方の先端部をパチリ

特急「サザン」がここまでやって来る理由がこちらで、 R0021419c.jpg
駅前から徳島へ渡るフェリーが出ているのです。 R0021431c.jpg

因みに記事冒頭に有ります「行き止まり駅」の条件②には、船で乗継ぐ事まで考えていませんでした(^^; 再検討が必要かも

2005年(平成17年)までは線内運転の普通列車が存在し、 R0021415_1c.jpg
「和歌山市」駅7番ホームに発着していたそうですが、
(当時6番線は、前回取り上げました加太線の列車が使用) R0021416c.jpg
それ以降は南海線直通列車のみになったため、隣の5番線が使われています(6番線とは反対方向から撮影)。

<南海電鉄加太線「加太(かだ)」駅 2014年1月19日> R0021400c.jpg
一番近くの南海電鉄/多奈川線「多奈川」駅まで、直線距離が6キロ以上有りますので、行き止まり駅になります。

周辺路線図c.jpg
駅は道路から一段高い丘の中腹に作られていて、 R0021402c.jpg
内部は段違いの2面2線構造でした。 構内配線図c.jpg
丘の中腹を削って作ったため、こんな形になったのでしょうか?

こちらが1番ホームと R0021392c.jpg
終端部(停車中の列車は、20m級4扉車の7100系2連) R0021391c.jpg
そしてこちらが2番ホームと R0021395c.jpg
その終端部(南海は、車止めを赤く塗る決まりの様です) R0021396c.jpg
同じ場所から180度振り返ってパチリ R0021397c.jpg
「紀ノ川」方先端部に行って見ましたら、ちょうど次ぎの2200系(17m級2扉車)2連が入線して来ました。 R0021406c.jpg

加太線の起点は「紀ノ川」なのですが、列車は「和歌山市」駅に乗り入れており、 R0021388c.jpg
その3番ホームはJR紀勢本線の2番ホーム(柵の向こう)と、 R0021389c.jpg
コの字形に繋がっています(連絡改札口有り)。
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